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徒然なるままに・・・ヴェトナム(沈没記)
2011/08/14(Sun)
曇り空の中から見えない日差しが薄明るく輝きを辺りにまき散らし始めやっと夜明けが訪れ

た感じです。昨夕は何度も雨は降ったり止んだりしていたが・・久し振りのお湿りだった!

最近は少し暇になった息子はよく食事に誘ってくれ昨日も雨の中、新しく出来た創作料理店

<ベトナム料理>へ連れて行ってくれました。

雨は彼の顔からシャツまで濡らしていましたが、合羽を着るほどの事もなく、ましてや私は

大きな背中に隠れて殆ど濡れずに到着した有様でした・・m(__)m

その店はそれ程大きくはなくて、壁に民族楽器が飾られ、ベトナムの風景画が壁を彩リ趣向

的にはいい感じでした。ただ、ベトナム語と英語のメニューで、絵がないので想像出来ない

のが難点でした。メニューも油が付いていて、ギトギト状態でおしぼりで拭いていました!

多分「馬鹿な神経質の日本人が細かいことを気にしている」と囁かれている気がしていたが

今まで行った店で、こんなメニューを見せられたのは初めてだったので、拭いて置きました。

数はそれほど多く注文しなかったのですが、その量の多さにびっくり、大きな皿に3人分位

は確実に載ってあり、サラダもほうれん草を天ぷらにした上に海鮮物、海老等、野菜が一杯

入っていました。サラダだけで十分な量?でした。解らないもので、私はビーフンの炒め物

も依頼したが、これがまた又、凄い量で・・下にあるビーフンまで引っくり返さねばならぬ

程上にあんかけ的な海鮮物が載っていました。1つ1つが大きいから、もう満腹状態でした。

《味は特に拙いとは思いませんでしたが・・脂物が重なったので一寸胃が重かったです》

息子に言われて気がついたのですが・・楽器はそこで演奏するようで、小作りの舞台があり

アンプもマイクも置いてあり、途中から演奏するのでしょうーチューニングしていました。

ベトナムの琴は初めてで聞きたかったのですが・・時間が来ないと多分演奏はしないと思い

それは次回のお楽しみ・・(#^.^#)になりました。

その後ろで、狭い隅の一角で、勿論、誰も知っているあの菅傘(ノン・ラ)これが店の名前

でもありましたが・・その傘に{ベトナム書道}と言うのがあり、2人の男性が書いていた。

ダラットなどの中部が盛んなのですが、当初、ダラットへ行った時に深い感銘を受け、凄く

感動しました・・(@_@。

もう1度来る機会があれば「これだけは挑戦したい」と思っていたのですがホーチミンでは

探せなくて、先日やっと本を読んでいて発見した所でした。偶然の遭遇でした・・(*^^)v

息子が「見て来たら?」と言ってくれたので、座って書いている処を見せてもらいました。

それは菅傘の山部分に細筆で文字を書いていて1人は赤字でした。とても器用でした。

手本を傍に置いて書いていたので、この国の諺か?詩?民話などのある部分だと思いました。

食事の途中だったので戻り、又、食べていたら息子が「頼んで書かせて貰い、購入したら」

と勧めてくれたので・・話かけましたが、酷い私のベトナム語(何時もは通じていたのに)

「幾らですか?」と言っても全く理解してもらえなかった!近くにいるウェイトレスの人も

理解出来ない様子で、マネージャーを連れてきた。彼は英語を話したので、傘を買いたい事

と自分で書きたい事を依頼したら、すぐに「OK]がでました。沢山の人が後ろで見ている中で

狭いから、胡坐をかいて、筆を借りて傘一面に童謡?て言うのか解りませんが・・日本人で

有れば誰でも知っている【故郷】えーーそうです、ウサギ追いし・・♪を書きました。

筆は絵画に使う筆で、又、墨ではなく油絵のペイントみたいなものでした・・(-.-)

何せ、絵は全く描けない人でそれが“絵?”と言われるほど下手なのです!人間も動物も誰

もがそれとは判断できない程の拙さなので、ペイントとは違ったかも知れない・・(・_・;)

書道だけは唯一何十年も真面目にやって、家元主義に反発して先生が亡くなったと、同時に

その争いの中、止めました。ま、本当に数年間だけ教室を持ったり代稽古をしたりしていた

のですが・・それもスポンサーがあっての趣味でしたから、柱を失ってからは、自宅で数年

主婦を対象に教えていましたがそれも止めました。それが書道の経歴ですが・・(#^.^#)

人に言えるほどの力はありません。ただ、不思議なのは臆せず何処でも書ける図太さはある

という事実でしょうか・・ぎゃはははは

その日はTV局が入っていて、店は少しずつ、混んできていました。私はマネージャーの好意

で、数分間で傘に書きました。誰だか見知らぬ人が沢山写真を撮っていましたが・・!(^^)!

書き終えたら、マネージャーが「それは貴女に差し上げる」と言うので驚いたが、有り難く

頂戴した・・<(__)>

背中に沢山の人がいて、前にはプロがいるのに何とも厚顔無恥で、謙虚さもない行動でした

が私に取っては面白く楽しい時間でした・・(*^。^*)

お正月だけは書道をして新年を迎えていました。{俳句の短冊や色紙を書いたり少し前まで

は額に入れたりもしていましたが、引っ越す先の玄関や床の間が違うので・・段々と面倒に

なって、近年は小物ばかりになっていました}・・あははははは

ま、自己満足以外の何ものでもないのですが・・決まった様に書いていました。それ以来で

でしたから1年半ぶりでしょうか?

帰り際、大きなその店の袋(結構良い品)にすっぽり入れてくれて持ち帰りました。

思いがけなく、想定外の時間で楽しい食事になりました。息子に感謝!感謝!
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