小夜しぐれ(クメールの風に揺れて・・)
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2019/03/27(Wed)
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※受け継がれていく魚醤・・
日本や中国のアジアでは穀物を原料にした穀醤を中心 にした食文化が根ずいていて醤油や味噌もこれに入る そうです。 一方の東南アジアでは、魚を原料にした魚醤を主に用 いる、文化圏だと言われています。 カンボジアもそうです。特に次に上げる2つは有名です。 一般家庭には必ず置いてある常備用の調味料だと・・ 言われています。 ◎プラホック(魚味噌、または塩辛で固形) 塩分濃度の高い淡水魚の塩辛で日本的に言えば味噌 に似ています。料理の味付けには欠かす事が出来ない 程日常的に使用されています。 勿論、つけダレにも使われますし幅広い用途があります。 小魚は内臓だけ取り除き頭や骨はそのままです。 大きな魚は身だけを削いで塩を塗した物を樽や壺に入れ て発酵させます。 本当に塩分量が多くしょっぱくて中々使いこなせない・・ ほんの少し味付けにコクを出すために使用するするのです が・・(>_<) ◎トゥックトレイ(魚醤) 魚と塩を原料にした液状の調味料で、これも必ずどこの家 にも数本は常備されています。各々味が違って料理により 使い分けされています。 村に行けば現在でも手作りで自家製の魚醤を使用している 所もあるそうですが・・('Д') しかし、それも段々面倒になって(作れる人が少なくなった) 最近はタイ、ベトナム、自国のカンポット産のカタクチイワシを 原料にしている物が多く出回っていて、メジャーになっている。 市場ではこの調味料だけを売っている店がかなりあって・・ 殆ど使い方に慣れていない私は時々ねっとりした味噌の様 なプラホックに困惑します・・(/ω\) {冊子クロマー参照} スポンサーサイト
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