ヴェトナムから浪速へ・・・(混乱記)
2012/11/13(Tue)
良い具合に晴れ間が出てきたので、本を求めて途中までしか知らなかった国道沿い

を散歩がてら歩いてきました。片道50分・・私には結構ハードでした・・(^^ゞ

風が冷たくて家を出た辺りでは「帽子と襟巻が欲しかった」なんて思いつつ風に巻

き上げられる木の葉を見ながら、知っている道を歩いていました。新しい国道に出

て図書館までは知っていたのですが・・その後が解らない・・大きな看板を見つけ

兎に角歩いて行きました。歩道橋が凄く広くて長く国道を跨ぐようにそれも半端な

長さではなかった。漸く下に降りたらまっすぐ四つ角に出れるようになっていた。

大きな郊外型のレストランやカラオケ店、食堂などが並んでいる場所の奥で発見!

安心しながらも遠すぎるを感じながら相変わらず文庫本5冊購入。帰りは同様の道

をしばらく歩き歩道橋を反対に出た・・そこからは銀杏が黄葉して凄く綺麗でした。

暫くは眺めつつ風に飛ばされて行く葉っぱを見ながら冬近しを感じていました。

国道を漸く外れて中道に入ると少し慣れた道になり桜の大木から真赤に紅葉した葉が

流されて行くように散っていました。見事な程の赤色で2つばかりポケットに入れて

来た。午前中に出たのにお昼を過ぎていて近くのスーパーへ寄り久しぶりに鯖寿司を

買った。懐かしい味がしました・・帰国して初めて食したかなぁ・・( ^^)

※今は住んでいたホーチミン市内のその頃を思い出して書いています・・

重複する場合もありますし過去にも書いた記憶がありますが・・ベトナムの国を知

て頂く意味で書いています。何しろ初めての体験ばかりで・・驚きと仰天する国民

の中に異国人でそれもポツンと1人入り込んで何も判らず恥をいっぱいかきながらも

数年暮せたことはそれなりに大きな経験を残しました・・(#^.^#)

◎鍵

以前には1Fに旅行会社が入っていました。その頃は毎日、朝8時になると女性が来て

ドアーの鍵を開けて出勤。玄関の重く凄く大きなシャッターの鍵は私が持っていまし

たからを半分位開けておくのが住んでいる朝の仕事であり習慣でした。そして大体は

夕方5時から6時までには会社は終わり帰宅していた。

ま、その会社に掛ってくる電話の数と会社から掛ける声が大きいから来客があると

もう大変でした。その煩さは国道と同じ位の騒々しさで2Fにいる部屋まで丸聞こえ

状態でしたから。TVも何も聞こえないほどだった・・結構、参っていました!!

息子の会社で借りていた場所を又貸ししていたらしいのです・・その会社には4人

の男性と女子学生が2人アルバイトで働いていました。何よりもその声の大きさには

閉口し・・毎日が応えていました。勿論、客商売ですし旅行業者だから訪ね来る人も

多く帰郷する人が多かったと言う。この会社とは長い間この家から出る出ないで凄く

揉めていた様でその話は後日に聞かされたのですが・・ま、凄く図々しい感じで私が

買物に出かける時に階段を下りて行くとボスらしい人が何時も睨むような眼で見た。

こっちが小さくなっていなければならない感覚でした。人の迷惑なんて考えない国民

だから・・仕事途中で邪魔だったのかも知れません・・ふふふふふ

その状態が数ヶ月続き、愈々出て行く事になったと聞かされて安堵していました!

若い女性とは仲良くなって、時々2Fまで果物やお昼を一緒に食べる間柄になって

居たので・・一寸寂しさもありましたが・・学生で地方へ帰るとの事でした。

或る日の事です。突然、玄関に車が停まり、荷物を運び出したので・・引っ越しを

するのだと思って居たのですが・・半分位持って出て・・後は残して行きました。

ベトナムでは引越しの後掃除などはしなくて不必要な物はそのまま置いていく事を

知りました。まあー吃驚しました・・(@_@;)

何度も掛けあって貰い荷物を取りに来てほしいと依頼していたが何時までも放り投げ

たまま机も冷蔵庫も電話も残して行きました。それは処分してもいいのかどうか解

らないし・・随分揉めたようです。 相手曰く「今度の事務所が狭いから」だという

理由だったそうです。その後も数日はアルバイトの女の子が来て電話番をしていたが

それも3日位で来なくなった・・荷物は仕方なく台所がある奥に一応、運んでしまい

玄関を全部空けて掃除をしました。それは凄く汚れていて・・何度も洗剤で洗い流さ

ねばならなかった。暫くその状態が続いていて「必ず取りに来るという約束だった」

ので・・心待ちにしていたのですが全然来なかった。TELは絶えず何回も鳴っていた。

それも夜8時頃だったり10時過ぎていたりバラバラでいい加減に腹が立って苛々して

いたのですが・・(;一_一)  {何の連絡もなかった・・(-_-)}

そんな事を思っているだけで神経が疲れるし、眠れないから鳴っても気にしない様に

なって行きましたがそれも1ヶ月は続いたのです。随分我慢していたのですが電話線

を勝手に引き抜いてしまった。でも1ヶ月は待ったから・・充分だと決めていた!

それから数週間が経った日の事です。玄関のシャッター(勿論、中から鍵は掛けてい

ました)の鍵もドアーの鍵も私と会社が持っていると思い込んでいた私です。所が

大きな音がしてシャッターが開いたので吃驚して飛んで行きました。そこには前の

旅行業者の男性が2人が黙って当然のように立っていた。・吃驚\(◎o◎)/!

何も言わないで鍵を持って出ていたのです。そして残りの荷物を運び出して行った。

その間一言も口を利かずの有様でした・・><  《信じられなかったです!》

未だ鍵を持っているという恐怖に呆れてしまった。普通引っ越し時に返却するのが

常識だと日本人は考えますが・・ベトナム人にはそんな常識は全くないのです!

だから勝手に鍵を開け、勝手に荷物を持ち出す事など別に何とも思っていない。

流石の私も余りの非常識さに吃驚して息子に鍵の変換だけはきちんとして欲しいと

依頼したのですが【日本人が考える常識が非常識で非常識だと思う事が常識であり

ごく普通の事】だとその時来越して初めて体験しました・・(-_-メ)

こんな事は当たり前で騒ぐ私が異常だったようです。心の中では「もう、あなたたち

の事務所ではないので勝手に入ったり鍵を持っている事さえ信じられないことなのだ

から早く鍵を返して下さい」と言いたかった・・!(^^)!でも言葉も出来ないし、何も

言えずただ「キー」とだけは言って返して貰った。でも数人いたのだから未だ持って

いる人がいるようで、新しい鍵にしなければと息子に頼んだのです。

ま、いい加減と言いますか?どうでもいい事の様で「余り煩く言われるから取りに来

てやった」的な感じでした。まだこの国に慣れていなくて凄く精神的にも緊張があり

いい加減さや適当さに呆然となる事が重なって・・神経がかなり参っていました。

アルバイトの女性たちと何度か一緒に食事したことも既に忘れているみたいで挨拶に

来ることもなく・・大したことではなかったのだと知りました。彼女は英語を話す人

で凄くいい時間だったのですが・・何処へ行ったのか?何も知らないままで終わった

全てこのようで。どんな事でも大したことがなく、恙無く1日が過ぎれば御の字である

と教わった気がします。それだけ日本の常識や感覚が違う事を身を持って知らされた

のです。だから凄く悩み最初はどうしていいのか見当もつかず所謂〔ベトナム病〕に

罹患して行きました。誰でもが最初は罹るそうで若者は数ヶ月で治るそうですが・・

何せ若くはなかったから・・日本式で生きて来たから・・そのいい加減さやアバウト

的な考えや行動の全てに違和感があり自分自身を喪失しそうでしたねぇ・・うふふふ

今だから言える事です・・勝ち気で理屈に合わない事は信じられないし、色々なこと

を経験してきたとは言え、それは常識が通用する日本での事でここは外国です。その

事が何1つさえも理解出来ていなかったのが事実で有り現実でした・・(-"-)

頭の中は混乱して錯綜するし目の前に起きることは想像を超えた出来事ばかりでした

から・・神経が変になりそうでした。だから数ヶ月帰国したのですが、どうしても私

の中ではそう言う国民性だと判断できる迄には随分と時間がかかりました・・!(^^)!

でも、数年も住むとベトナム式常識が普通になって楽になって行きましたから慣れる

事の恐ろしさも馴らされることにも殆ど「どうでもいい」と言う傾向が私自身の裡で

芽吹き育っていきました・老いてから再来越した時は既にベトナム人化していた気が

しましたが・・あははははは

どういう暮らしをしても、どんな風に生きても時間は流れ生活は何処の国でも出来る

だけの傲慢さと図太さ、厚顔無恥で押し通す事も不遜さもそんな心境を考えないでも

生きられるだけの心は出来上がったと思えるのですが・・( ^)o(^ )

それでないと生きて来れなかった部分は大きかったのですが・・ふふふふふ

今朝も冷え込んでいました。低いけれど山に囲まれているせいでしょうか?寒い冬に

なる予感がしている浪速の今朝の天気です。
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まとめ【ヴェトナムから浪速へ】
良い具合に晴れ間が出てきたので、本を求めて途中までしか知らなかった国道沿いを散歩がてら歩いてきまし …
2012/11/14 11:56  まっとめBLOG速報
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